この記事では、セッション占有型攻撃とは何かを解説していく。

セッション占有型攻撃とは

セッション占有型攻撃とは、サーバが同時に受け付けられる接続(セッション)を攻撃者が占有し、正規の利用者が接続をできなくするDos攻撃のこと。

攻撃方法

①大量に接続する
これは一番わかりやすいDos攻撃の手法で、大量のリクエストをサーバに送ることで、正規の利用者がリクエストを行えなくする。

②接続したまま切らない

こっちがセッション占有型攻撃の本質。

攻撃者
接続

そのままずっと維持

切断しない

こうすることで、一般の利用者がサイトにアクセスしようとしても、空きセッションがなくなる。

Slow Dosとは

セッション占有型攻撃の代表例としてSlow Dosがある。これは主に3種類ある。

①Slowloris

GET / HTTP/1.1
Host: example.com
User-Agent: ...
(改行を送らない)

HTTPヘッダを最後まで送らないことで、サーバはまだヘッダが続くのかと待ち続ける。

Slow HTTP POST

Content-Length: 1000000

と宣言して、

1バイト
・・・
数秒待つ
・・・
1バイト

と非常にゆっくりなペースでデータを送る。サーバは最後まで受信しようとして接続を維持する。

Slow Read

これは攻撃者が一度に少ししか受け取れないとTCPの仕組みを利用してサーバに思わせる。

少し送る

待つ

少し送る

をサーバは繰り返すので、接続時間が長くなる。